転職成功者インタビュー

アスザック株式会社
本多悠香さん(仮名・海外営業サポート) 30歳

サービス業から製造業へ。得意な英語を活かせる仕事に就いて、毎日が充実。

大学卒業後にアメリカへ語学留学し、英語が得意だという本多さん。これまでウェディングプランナーやエステサロンで勤務をしてきたが、30代に入ったところで自分のキャリアについて考えるようになった。

「業界を変えるような大きな転職ができるのは、いまのタイミングしかないかもしれない」-これまでの仕事も大好きだったが、やはり学生時代からスキルを磨いてきた英語を活かしたいとの思いから転職を決意。大切にしたのは、「自分はどういう環境で働きたいのか」ということだった。

チームで一丸となって仕事を進めていくスタイルが好きであるということをコンサルタントに伝え、気持ちを共有できる同僚や上司がいる会社と出会って現在は充実した日々を送っている本多さんの転職活動を紹介する。

※本記事の内容は、2024年1月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
2回
活動期間
エントリーから内定まで267日間

転職前

業種
サービス業
職種
営業・接客
業務内容
エステサロンでの接客

転職後

業種
製造業
職種
海外営業サポート
業務内容
リピート製品の対応

語学留学も経験して身に付けた英語。このまま一生使わないで過ごすのか?

現在のお仕事はどんな内容ですか?

アスザックは柱となる事業が4つあり、私が所属しているのはファインセラミックス製品を製造販売しているファインセラミックス事業部です。ここでは主に半導体メーカーへセラミックパッドを販売しており、私は営業部に配属されています。

リピート製品のお客様対応を担当し、いただいた注文について工場への発注から納品までをサポートしています。顧客は海外の各地に製造拠点を持つメーカーが多く、基本的に英語でやり取りしています。

入社前のご経歴を教えてください。

長野県内の大学を卒業後、10カ月ほどアメリカへ語学留学をしました。帰国後は軽井沢の結婚式場に就職し、ウェディングプランナーを約6年経験しました。リゾート地ということもあり、県外のお客様や台湾をはじめ海外のお客様も多くいらっしゃいました。

その後、結婚を機に自分が通っていたエステサロンに転職して、1年半ほど働いていました。

転職のきっかけは?

エステサロンでの仕事も楽しかったのですが、結婚から2年くらい経って生活も落ち着き、将来のことを考えた時に、「自分はこのまま英語を活かさずに一生過ごしてもいいのかな」と思ったことがきっかけです。

そこから、英語を使えるような環境であれば転職してみたいと思いました。「まったくの別業界に転職するのは年齢的にはこのタイミングが最後かもしれない」と感じたことも背中を押しました。

転職活動はどのように進めましたか?

転職するとしたらどんな仕事がいいのか考えた時に、人と関わる営業職が良いと思いました。なおかつ自宅から通える範囲の会社が条件でしたね。長野県は製造業が多いので、そのなかで英語が使えるところがあるといいな、と考えていました。

周囲でリージョナルキャリア長野(運営会社:株式会社エンリージョン)の評判を聞いており、以前夫が転職した時もお世話になってすごく良かったと言っていたので、私もコンタクトを取ることにしました。ちなみに、夫と同じコンサルタントの児玉さんに担当していただきました。

今の会社に決めたポイントは?

英語が使える仕事であるということと、面接の際に人を大切にしている会社だな、という印象を受けたことですね。対応がとても良くて、私の話をじっくり聞いてくれただけでなく、会社の説明も丁寧にしてくれて、人を大事に採ろうとしているんだなと感じました。

お互いの理解を深めていこうとしている雰囲気を感じて、「この会社なら」と思って決めました。

1日の大半を費やすからこそ、自分が前向きに取り組める仕事環境を求めた。

転職していかがですか?

自分が希望していた環境で仕事ができています。過去ふたつの職場もそうだったんですが、みんなで一緒に仕事をやっていく雰囲気で、「仕事は仕事」と割り切るだけの人間関係ではない環境がよかったので、その通りの職場で満足しています。

リージョナルキャリア長野に相談したときに、「チームで動きたい」とか、「周りにやる気のある人があふれていてほしい」といった希望をコンサルタントの児玉さんに伝えていたのですが、まさに希望通りの会社を紹介してもらえました。

また今回の転職は自分が大切にしていきたいことを整理する機会でもあったと思っています。

転職して良かったと思うことは?

毎日、転職して良かったと思っていますね。1日8時間働くと仮定すると、出勤時間を除くと1日の活動時間の半分以上が仕事になりますよね。だからこそ自分が前向きに取り組める仕事かどうかが大事だと考えていて、今回の転職にあたってもそこを一番の軸にしました。

私のそうした気持ちを児玉さんが汲み取ってくれて、ぴったりな会社を紹介してくれたからこそ、気持ち良く働けていると思っています。

困っていることや課題はありますか?

技術の専門的な部分はまだ勉強中です。日本語でも理解していないところがあるので、まずは業界や技術について理解を深めていきたいです。

同じ製品を作り続ければ良いわけではなくて、半導体業界の発展・変化に伴って私も対応できるように変わっていかなければ、と感じています。

生活面の変化はありましたか?

始業時間が前職より早くなったので、生活リズムに変化がありました。これまでは始業が遅い時間だったので起床時間が早まることに少し不安があったのですが、環境が変われば変われるんだなと思っています。生活リズムが整ってきたおかげで、時間の使い方が上手くなりましたね。

また以前は長野駅前で仕事をしていたので、駅周辺のお店でランチを食べることが多かったのですが、今はお弁当を持参しています。そうなると健康面を意識するようになり、せっかくなら野菜を多めのメニューにしようかな、と考えるようになりました。

ちょうど30代に入って身体のことも気に掛けるようになってきたので、良い変化だと感じています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

これまでとは違う業界に転職する場合、転職支援会社に自分の希望をストレートに伝えて良いのかどうか迷うかもしれませんが、私は自分が思っていることをしっかり伝えて良かったと思っています。

私はチームで動くことが好きで、チームを大事にしたい。これまでもそれを大事にしてきて、転職後もそういった環境で働きたいと面談の際に児玉さんに伝えました。

どの会社でもいいから片っ端から受ける、ということをしなかったのは良い選択でしたし、私の希望やペースに合わせてくれた児玉さんには本当に感謝しています。

また同じ女性ということもあり、これからのライフイベントなど仕事以外の生活面についても素直にお話しできたのも、児玉さんにお願いして良かったと思った点です。

ひとりで転職活動をしていると企業情報の入手先はHPぐらいしかないので、転職支援会社という客観的に企業のことを知っている人がいるというのは、とても心強かったです。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
児玉 珠美

本多さんは初回面談時、転職を迷っていましたが、「身につけた英語を活かして仕事をしていきたい」「ライフイベントの変化があっても仕事を続けてキャリアを中断せずに成長し活躍できる人材になりたい」という想いを強く持っていることがお話を進めていくうちにわかり、両方叶えられる転職をぜひご支援したいと力が入りました。

なかなか思うように進まない時期もありましたが、本多さんが常に明るい未来を想像しながら、前向きな姿勢で転職活動に取り組んだことで今回の転職が実現したと感じます。

仕事が「人生のど真ん中」にある本多さん。転職し、より充実した日々を送っていると伺い、非常に嬉しく思っています。今後の益々のご活躍を願っております。

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