リージョナルHERO

転職成功者インタビュー

リージョナルキャリア長野で転職した方々に体験談をお聞きしました。

51歳でUターンに挑戦。本当の安らぎと、さらなるキャリアアップを求めて。

株式会社R&Cホールディングス(長野県連合青果株式会社)
高浜正弘さん(仮名・情報開発室 室長) 52歳

転職回数
1回
転職期間
エントリーから内定まで60日間

高浜さんは新卒で就職後、ずっと同じ会社でシステムエンジニアとして働いていたが、勤務地は転々としていた。長野とアメリカ、東京を往復する生活。40代後半で、2度目の東京転勤を言い渡され、「このまま定年まで長野に戻れない」と悟った51歳の時に、長野へのUターンを思い立った。「51歳の自分を雇ってくれる会社があるのだろうか?」と不安を抱えながら転職活動を開始。しかし、東京・銀座Nagano(長野県のアンテナショップ)で開催された転職相談会への参加をきっかけに、現在の会社と出会う。「以前の職場は数万人規模の大企業。ワンフロアだけで1000人が働いていましたが、今は自分を含めて3人しかいません。年収も多少減りましたが、お金には代えられないものがここにはあります」と、高浜さんの表情はすこぶる明るい。長野へのUターン転職で手にした「お金よりも大事なもの」とは何だったのだろうか。(※本記事の内容は、2017年11月取材時点の情報に基づき構成しています)

転職前

業種
IT業界
職種
システムエンジニア
業務内容
主に製造業向け基幹システムの企画・提案・構築業務

転職後

業種
青果卸売業
職種
情報開発室 室長
業務内容
基幹システムのリプレイスにおける業務統括及びプロジェクトマネジメント

自宅を放置したままの転勤生活に区切りをつけて転職活動。あえて難度の高いプロジェクトを選択。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

青果卸業の「長野県連合青果」と「長印」の2社による共同持株会社「R&Cホールディングス」で、システムエンジニアとして働いています。新たにできたグループのシステムがどうあるべきかを考え、再構築していくことが私のミッションです。グループとしては1000名規模の組織ですが、私が所属する「R&Cホールディングス」のメンバーはまだ3名。私はその情報開発室の室長として、プロジェクトのスケジューリングやマネジメントを任されています。

入社前のご経歴を教えてください。

出身は岐阜県ですが、大学は長野県。卒業後も長野県にあるシステム会社に就職し、28年間その会社で働いていました。職種はずっとシステムエンジニアで、一貫して取り組んでいたのは、製造業向けのシステムの提案や構築などです。最後は課長職を務めていました。

転職のきっかけは?

会社はずっと同じでしたが、勤務地は転々としていました。長野からアメリカへ3年行き、長野に戻ってきたと思ったら、次は東京へ2年。その後、長野を挟んで、再び東京へ転勤。ここにくる直前は東京勤務が5年目に突入し、そのまま定年まで長野には戻れないという状況でした。仕事は充実していたのですが、ふと、「長野に戻りたい」という想いが湧いてきました。きっかけは、長野に建てた自宅が気になったことでした。35歳の時に建てたのですが、ほとんど空き家のままになっていたんです。家は住まないと傷んでいくので、せっかく建てたのに住まないままどんどん傷んでいくことに、私の心も痛んでいました。それに東京での生活が長くなるにつれ、通勤の大変さやせわしなさにもストレスを感じるようになっていました。毎日、山手線で“すし詰め”になりながら通勤していましたから、会社に着いたら、ひと仕事終えたくらい疲れていました。自分も50代にもなりましたし、そろそろ落ち着いた環境に腰をすえて仕事がしたいと思い、東京出身の妻を説得して、長野に戻ることにしたんです。ただ、東京と長野では年収の格差があることはわかっていたので、「どれくらい下がるのだろう?」という不安がありました。また年齢も当時51歳でしたので、「この歳で雇ってくれる会社があるのか?」と不安の中での転職活動でした。

転職活動はどのように活動を進めましたか?

私は2つのルートを使いました。1つは、前の会社にセカンドキャリアを相談できる組織があったので、そこにお願いして転職先を探してもらいました。もう1つは、リージョナルキャリア長野です。ネットで探していたら、銀座Naganoで「Uターン転職相談会」があることを知り、参加したところ、その日のうちに今の会社を紹介してもらえました。前の会社からも何社か紹介してもらったんですが、今の会社に決めました。

今の会社に決めたポイントは?

設立してまだ日が浅い、若い会社だということと、仕事の面白さですね。同じような規模の2つの会社のシステムを統合させていくというのはとても難易度が高いのですが、そこに惹かれるものがありました。一方、セカンドキャリア支援室から紹介されたのは、それまでのスキルをそのまま活かせる製造業ばかり。言ってみれば慣れ親しんだ仕事でしたが、せっかく転職するならば、今まで経験したことのない、難しい仕事にチャレンジしてみたいと思ったんです。

また一次面接で初めて会った常務の人柄や熱意にも、心を動かされました。卸業界は安全安心な青果物を流通させる、いわば社会のインフラ的な役割を持つ業界です。しかし近年は人口が減り、マーケットも縮小傾向。そのなかでどうやって今後も重要なプレーヤーとして生き残っていくかという強い問題意識と、「そのためには情報システムの再構築が重要だ」という考えを常務は持っていました。ともすれば、システム開発についての優先順位が低い経営者も多いなかで、システム開発に理解があるところが魅力的に思えました。

自宅はやはり落ち着ける。穏やかな環境で、自分の時間、夫婦の時間もたっぷり満喫。

転職していかがですか?

システム統合には2年間かけて取り組む予定なので、今はまだ立ち上げ準備をしているところですが、1人でできる仕事の範囲や責任の大きさを実感しています。前の会社は社員が2万人規模の大きな会社でしたが、自分が担当する仕事はほんの一部。しかもお客様のプロジェクトありきでシステムを開発していました。しかし今はプロジェクトの立ち上げから任されています。その大変さと面白さを両方感じていますね。仕事も自分で作り出さなければならず、最初の頃は、「何をしたらいいんだろう?」という感じでしたが、最近はペースもつかめてきました。やるべきことを洗い出し、スケジュールを組み、常務と打ち合わせをして…と忙しい毎日を送っています。

転職してよかったと思うことは?

まずは、自宅に住める喜びです。これは経験しないとわからないと思うのですが、自宅って本当に落ち着けるんですよ。賃貸のマンションとは、リラックスの仕方が違います。周りの景色も変わりましたね。東京では、ビルばかりでしたが、今は山、空…落ち着ける景色に囲まれています。仕事の面でも、今までのキャリアやスキルを存分に活かすことができています。それでいて、今までと全く業界が違うので、新しいこともいろいろ勉強することができ、自分の幅が広がったと感じています。

困ったことや課題はありますか?

特にないですね。しいていえば、東京ではマンションに住んでいましたが、今は一戸建てなので、掃除が大変、ということくらいでしょうか(笑)。

生活面の変化はありましたか?

5年ぶりに自宅に住むことができて、嬉しいです。しかも会社まで車で15分ほど。通勤もすごく楽になりました。せっかく長野に戻ってきたので、残業もできるだけしないようにしています。16時30分が定時なので、17時には家に着いていることが多いですね。早めに夕食をすませた後は、ゲームをしたり、DVDを観たり、自分の時間をたっぷり楽しんでいます。夫婦の会話も増えましたし、休日も二人で近場の観光地へよく行っています。長野はそばどころですし、二人ともそばが好きなので、そば屋めぐりも楽しんでますね。

奥様の感想は?

「東京と比べると不便だ」なんて言っていますが、喜んでいるみたいです。夫婦の時間が増えましたからね。それに、「長野は夏が涼しくて、楽だ」とも言っています。長野市内のなかでも市街地から離れた場所に住んでいますので、まわりに緑がたくさんあるんです。しかも湿度が低いので、夏は本当に過ごしやすいんですよ。東京の、あのまとわりつくような熱気がないんです。またこちらへきてから、妻は車の運転の練習を一生懸命やっています。東京ではペーパードライバーだったのですが、長野では車が必要ですからね。最近はなんとか近所のスーパーまで1人で行けるようになりました(笑)。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

自分の経験から言うと、まずは自分の希望と優先順位をはっきりさせてから、転職活動に臨むことをおすすめします。私の場合はまず、長野に戻るということ。これはゆずれない希望でした。2番目は、SEという仕事、3番目が年収、4番目が働く業界、の順でした。何に重きを置くかをはっきりさせておくと、ぶれずにすむと思います。実際、私は年収が3割ほど落ちたと思いますが、代えられないものもあると実感しています。また、Uターンに強いコンサルタントに相談してよかったと思っています。ハローワークの求人も見てまわりましたが、どれもピンときませんでした。その点、リージョナルキャリア長野は独自の求人があって、事業課題や経営者のビジョンなどホームページなどではわからない踏み込んだ企業情報も持っているので、話に重みがあり、説得力がありました。

担当コンサルタントから

株式会社エンリージョン 
立木 孝俊

高浜さんと初めてお会いしたのは東京でのUIターン転職相談会でした。華々しいご経歴にもかかわらず、肩ひじを張らないコミュニケーションでフレンドリーにお話しいただけたことを覚えています。相談会では長野へUターンにかけるお気持ちと共に「現職では1年、2年の業務単位のため『クライアントの本質的な業務改善』に関わり切れない。それでは物足りない」と力強くお話しいただいたことが印象に残っています。面談の数週間前にR&Cホールディングスさまより現在のポジションについてのご相談をお受けしており、『会社が求めること』と『本人がやりたい事(できる事)』の観点から双方良縁の直感がありましたので、すぐにご提案しました。それから長野にトンボ返りして面接のセッティングをさせていただいたところ、プロジェクトの管掌役員である常務取締役との相性も良く、ご縁を結ぶに至りました。今回のインタビューにあたり、楽しんで仕事に取り組むと共に、長野の生活を満喫していらっしゃるご様子を見ることができ、高浜さんと同社の益々の発展が楽しみです。

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