リージョナルHERO

転職成功者インタビュー

リージョナルキャリア長野で転職した方々に体験談をお聞きしました。

ゲームプログラマから社内SEへ。新たな環境で目覚めたチャレンジ精神。

ダンクセキ株式会社
山本敬太郎さん(社内SE) 35歳

転職回数
5回
転職期間
エントリーから内定まで43日間

東京のゲーム開発会社から長野市の製本・印刷会社に転職した山本敬太郎さん。子どもの誕生を機に、妻の実家がある長野市に移住したいという想いが膨らんだ。ゲーム業界は卒業し、長野市でエンジニアとして仕事ができればいい。そう思って始めた職探しは、ゲームプログラマ一筋の職歴と年齢も相まって、思うようには進まなかった。そんな中で出会ったのは、製本・印刷会社であるダンクセキ。全くの畑違いの業界に山本さんが魅かれた理由、そして入社して拓けた新しい境地とは。(※本記事の内容は、2017年12月取材時点の情報に基づき構成しています)

転職前

業種
ソーシャルゲーム業界
職種
プログラマ
業務内容
コンシューマ機、PC、スマートフォン向けゲームソフトの開発。

転職後

業種
印刷・出版業
職種
社内SE
業務内容
自社サービスであるフォトブック製作や電子出版事業にまつわるWEBソリューションの開発や運用・管理のほか、社内システムの管理・メンテナンス。

地方への転職を望んだ時、過去の都内での転職手法は役に立たなかった

現在のお仕事はどんな内容ですか?

製本・印刷会社のシステムエンジニアとして社内システムの管理やメンテナンスを行っています。また、当社では自社サービスとしてフォトブック製作や電子出版事業も展開しており、そうしたWEBソリューションサービスの開発や運用・管理の仕事も徐々に増えています。前職ではずっとゲーム開発会社でプログラミングやユーザインタフェースの処理等を行っていましたが、現在は社内ネットワークの使い勝手を改良したり、製本のフローを効率化したりと、事業を支える裏方のエンジニアとして仕事をしています。

入社前のご経歴を教えてください。

生まれは新潟県上越市。新潟市の専門学校でゲームプログラムを学び、卒業後は東京のゲーム開発会社に就職しました。小さいところで働いてスキルを磨きたいと思い、小規模の会社を狙って就職したのですが、最初の会社は倒産。転職を余儀なくされました。その後も引き抜かれたり会社が倒産したりで何度か転職。今回、34歳で転職するまでに5つの会社で働いたことになります。ただ、仕事内容はほぼ変わらず、一貫してゲームのプログラムに携わってきました。やりたい仕事だったので面白かったし、手がけたゲームが世に出たこともあります。

今回の転職のきっかけは?

妻の実家が長野市にあり、以前から長野に移りたいという思いがあったのですが、転機になったのは2年半前に子どもが生まれたことです。もともと自分も田舎育ちですし、子どもにも自然が豊かな環境で育ってほしいという思いがありました。東京は治安の面でも安心できない面があったし、保育所に空きがなくて妻の子育ての負担が大きくなっていたことも動機の一つです。何かあった時に実家に近い方が安心だという気持ちが強くなり、長野で仕事を探すことに決めました。

転職活動はどのように進めましたか?

第一条件は長野市で働けること。ゲームプログラムは好きな仕事でしたが、長野で同じような仕事ができる会社はありませんでした。ただ、最近は据え置きのゲーム機よりもスマートフォン用のゲームが増え、昔ほど魅力を感じなくなっていたこともあり、ゲーム業界から離れることに抵抗はありませんでした。それよりも長野で暮らしたいという気持ちの方が大きかったのです。最初は、過去の転職の際に利用した首都圏メインの転職支援サービスで探したのですが、長野市に絞っていたこと、34歳という年齢、経験に偏りがあったことがネックになり、なかなか見つかりませんでした。そこで、利用する転職支援サービスを見直そうと思った時にリージョナルキャリア長野を知り、エントリーしました。コンサルタントに相談した時も反応は厳しそうだったのですが、なんとか求人を見つけてきてくれた(笑)。最初に紹介してくれたのが今の会社で、全然知らない業界で大丈夫だろうかという不安はありましたが、せっかく勧めていただいたのだからと面接を受けることにしました。

今の会社に決めた理由は?

今の会社を紹介される少し前に、妻が注文していた子どものフォトブックが届き、それを手にした時に不思議な感動を覚えました。デジタルの世界とは違う、紙のアルバムの良さを感じたのです。ちょうどそんな時にダンクセキを紹介され、事業内容を見て「ああいった感動を届けている会社なんだ」と魅かれるものがありました。もともとゲームと同じくらい本が好きでしたし、製品サンプルを見せてもらいながら印刷技術や製本技術の説明を受け、非常に興味を引かれたのも事実。また、面接で社長の仕事に対する内なる闘志のようなものを感じたことも、入社を決める理由になりました。面談後の合否判断の連絡が早く、「必要とされている」と感じたことも大きかったです。

新しい環境が、眠っていたチャレンジ精神を目覚めさせた

転職してから今までを振り返っていかがですか?

住む場所も仕事も全く変わってしまったので、初めは不安の方が大きかったですね。ただ、しばらくすると開き直って、新しい環境の新鮮さを楽しむようになっていきました。仕事の面では、一言で言えば力不足。システムやプログラムと言っても、以前の仕事とは必要な知識が違うこともあり、まだまだ期待に応えられていないと感じます。会社の人たちは皆とてもよくしてくれるので、実力不足以外の不自由はあまりないのですが。とはいえ、入社してからの9カ月で前進した部分もあります。古いままになっていたソフトウェアの更新など、大きな仕事もいくつかやらせてもらい、試行錯誤しながら少しずつ成果を出せていると思います。

生活環境にはどんな変化がありましたか?

長野に来てから子どもが手足口病になったことがありましたが、妻の実家が近いおかげで、お義母さんに頼ることができた。そういった面で非常に助かっており、妻もかなり楽になって余裕ができたように見えます。自分にとっても、子どもが起きている時間に帰れるようになったのが本当に嬉しい。以前は、起きている子どもに会えるのは週末だけということもあり、次に会う時はまた「知らないおじさん」から始めなければなりませんでした(笑)。それと、長野に来てからチャレンジ精神が旺盛になりました。これまではプログラムばかりだったので、ちょっと新しいこともやってみようと思い、簿記の勉強を始め、3級ではありますが検定に合格。上位の級にもチャレンジしたいと思います。また、マラソンをやっている同僚に刺激を受け、10年ぶりくらいで走ろうかなという気持ちになっています。まずはハーフマラソンから、大会に出たいですね。

転職して困っていること、今後の課題だと思うことはありますか?

職種が変わり、一部のスキルは活かせるところもありますが、知識・経験が全く足りていないと感じます。業界的にも全く未知のところに飛び込んだので、用語がわからず会話についていけないことも多々あります。また、以前から感じていたコミュニケーション能力の不足が表面化しています(笑)。ずっとデスクに張り付いて作業をする仕事でしたが、今は社外の方との打ち合わせもあります。ただ、これも新しい環境になったことで得られた成長のチャンスだと前向きに考えていきたいと思っています。

今の会社に転職して良かったと思うことは?

これまでになかったような経験をする機会が多くあることです。プログラムメインの仕事だったのが、社内のインフラ整備やECサイトの管理に携わり、工場で製本の手伝いをしたり、商談のために出張したり、同人誌販売イベントに参加することもある。精神的にも、せっかく新天地に来たのだからなるべく新しい経験をしようと、久しぶりにチャレンジ精神が湧いてきています。新しい知識を増やしていくのは大変ですが、楽しいしやりがいもある。いろいろと前向きになれたことは、仕事でも私生活でもプラスになっていると思います。元来向上心はあるつもりでしたが、転職して環境が変わってみると、以前の自分はけっこう凝り固まって、保守的だったんだなと思います。今は開き直っていろいろチャレンジできているように思います。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

今回の転職活動では、地方への転職を希望するなら、その地域に密着している転職支援サービスを見つけるのが大事だと痛感しました。地方転職は、数多くの求職者の中から企業が求める人をマッチングする首都圏での転職活動とは全く違います。リージョナルキャリア長野の場合、担当の方が地元企業と信頼関係を築いているのが伝わってきましたし、じっくり見極めて紹介していただいたように感じました。リージョナルキャリア長野を見つけられなかったら、今回の転職はなかったと思っています。

担当コンサルタントから

株式会社エンリージョン 
立木 孝俊

初回面談では仕事場の仲間の事や、家族、お子さんの話題が多く、「人一倍強い責任感と共に、思いやりのある方」という印象を受けました。ご経験分野はゲーム業界でのプログラマー一筋だった為、長野での転職活動は難航することが予想されたのですが、そんな中で思い至ったのが、自社webサービスの拡充に注力したいダンクセキ社でした。山本さんにとっては異業界でまさかの提案だったとは思うのですが、私なりに良いマッチングになるであろうイメージを持てたため、同社の置かれている状況や目指す姿、社長のお人柄も含めご提案させていただいた所、相互理解が深まる、良い面接を取り持つことができました。今回久しぶりに山本さんとお会いしたのですが、転職の際に必ず伴う“変化“を前向きに捉えていたことが非常に印象的です。会社の成長を促す重要なポジションとなられ、イキイキと業務に取り組んでいらっしゃるご様子を見て嬉しく思うとともに、山本さんと同社の更なる発展を見守りたいと思います。

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