2024.02.09
【企業紹介】世界の半導体製造を支える「アピックヤマダ株式会社」(千曲市/ヤマハロボティクスホールディングス子会社)
リージョナルキャリア長野のコンサルタント、児玉です。
今回は、長野県千曲市に本社を置く「アピックヤマダ株式会社」を紹介します。
(画像提供:アピックヤマダ株式会社)
世界の半導体製造に貢献する装置・金型メーカー
現在、世界中でパソコン、スマートフォン、自動車などの製品や、人工知能(生成AI)向けの半導体需要が高まっていますが、アピックヤマダ社は、その半導体をつくるために必要な製造装置と精密金型を製造するメーカーです。
同社のつくる製造装置は、半導体の「後工程」プロセスで使われており、顧客の規格に合わせてオーダーメイドで開発設計されています。最先端の半導体製造に使用されているため、国内外の多くの業界大手企業と取引があります。
(画像提供:アピックヤマダ株式会社)
■基本情報
<本社>長野県千曲市大字上徳間90番地
<売上高>97億8,700万円(2022年12月期)
<従業員数>413名(2022年12月期)
<事業内容>半導体製造装置(モールディング装置、自動化機器)及び金型並びに精密部品の設計・開発、製造、販売及びアフターサービス
(数字はリージョナルキャリア長野調べ)
ヤマハ発動機の傘下に
2019年、同社は「ヤマハロボティクスホールディングス株式会社」の子会社となり、「ヤマハ発動機株式会社」の孫会社となりました。
同グループに加わったことで、半導体製造の前工程・後工程など、複数の工程に精通する他社との協業が可能になり、モノづくりにおける相乗効果が生まれています。
さらに、グループ会社と改善活動のプレゼンテーション大会を行い、より生産率を上げるための創意工夫も凝らしています。
社内の雰囲気と魅力
私は同社を担当して9年程経ちますが、ヤマハ発動機の傘下となって以降、社内の雰囲気も変化し、年齢や役職、社歴に関係なく、誰もがフラットにものづくりに対して意見を言い合える環境になったと感じます。
また、社内イベントが活発に行われていたり、社内サークルでは、同じ趣味を持つ人との交流ができます。例えば「コーヒー部」では、昼休みにこだわりのコーヒーを淹れ、社長や各部員と一緒にゆっくり話しながら、交流を深めていると聞きました。
このように、中途入社の方でも職場に馴染みやすい環境も同社の魅力の一つです。
アピックヤマダ株式会社のTOPインタビュー
アピックヤマダ株式会社の代表取締役社長 宮田靖久氏にインタビューした際、求める人材について、「『自立と自律』を意識しながら自分を成長させることに関心がある方に入社してほしい」とおっしゃっていました。
宮田社長の言葉から、「自ら考え行動できる人」「成長意欲のある人」「今日よりは明日、明日より明後日と、日々創意工夫を重ねて努力できる人」が求められているのだと感じます。
経営TOPインタビュー【長野】アピックヤマダ株式会社 - U・Iターン転職ならリージョナルキャリア長野
アピックヤマダ株式会社の求人情報
同社では、エンジニアや生産管理などのポジションで中途採用募集をしています。
取引先が国内外の大手企業であるため、「長野県にいながらも、グローバルな仕事・影響力がある仕事がしたい」という方にオススメの企業です。
ご興味のある方は、ぜひリージョナルキャリア長野にご相談ください。
※募集状況によっては求人が表示されない場合がございます。あらかじめご了承ください。