転職成功者インタビュー

株式会社サンクゼール
三浦あゆみさん(マーケティング) 36歳

長野で巡り合えた経験を活かせるマーケティング職。久世福の魅力を多くの人へ届ける。

マーケティング職として東京でさまざまな業種の会社で働き、キャリアを積んできた三浦さん。仕事は充実していたものの、地方出身の三浦さんにとって東京での生活は慣れないことも多かったという。

そこで、まずは生活環境を整えようと、移住者の受け入れに積極的な長野県佐久市へ移住を決断。当初は片道2時間ほどかけて東京へ通勤していたが、ほどなくして転職を考えるように。

そして、リージョナルキャリア長野を通して出合ったのは、日本のうまいものセレクトショップ「久世福商店」を展開している株式会社サンクゼール。これまでの経験を活かせる新たな場所に巡り合った三浦さんに、転職活動を振り返ってもらった。

※本記事の内容は、2025年11月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
4回
活動期間
エントリーから内定まで71日間

転職前

業種
医療機器業界
職種
マーケティング
業務内容
医療用コンタクトレンズのブランド担当、新製品マーケティング戦略立案・実行、市場データ分析をもとに戦略修正とKPIモニタリングなど

転職後

業種
食品製造小売業
職種
マーケティング
業務内容
ブランド全体を統括するマーケティング戦略の立案・推進、部門横断での連携・実行支援、新組織立ち上げに伴う仕組みづくりなど

長野を拠点に全国、世界へ。共にステップアップできる職場との出合い。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

久世福商店事業本部のマーケティング戦略部に所属し、ブランド全体の企画立案や、マーケティング戦略の強化が主なミッションです。

さまざまな部門と連携して「顧客視点」を販促物や商品にどう反映していくか考えたり、他部門で困っていることがあればサポートして実現できるよう取り組んでいます。

当社の社員はお客さまを大切にする意識が強く、それが顧客視点のマーケティングに自然とつながっていました。それを戦略として体系化していく流れをサポートしたいと考えています。

入社前のご経歴を教えてください。

新卒で就職したとき、たまたまマーケティング部に配属されたのですが、いざ取り組んでみると魅力的な仕事だと感じて、この職種でキャリアを築きたいと思うようになりました。

マーケティングというのは領域が広いので、いろいろな経験を積みたいと考え、業種の異なる複数の会社で働きました。

最初の会社は通信・電子系メーカーで、2社目はアパレルの製造・小売。マーケティングの上流から下流までを経験できると思って入社しました。3社目はアパレルのEC、前職では外資系のコンタクトレンズブランドに携わっていました。

すべてコンシューマーグッズ、一般消費者向けのプロダクトでしたが、マーケットは全然違いました。マーケティングは事象と顧客を正しく理解し、それをアウトプットへとつなげることで結果になって返ってくる仕事で、そこに面白さを感じます。

マーケティング視点を持って商品やサービスの企画にも積極的に関われますし、やはり消費者の視点を社内に持ち込める職種はマーケティングなので、それができるのは魅力的だと思います。

転職のきっかけは?

自宅から前職の東京の職場まで、新幹線通勤で片道2時間かかっていました。せっかく長野に移住してきたので、長野県内でマーケティング職として働けるチャンスがあるなら検討したいと考えるようになりました。

もうひとつは、前職で携わっていたプロジェクトの内容が大幅に変更され、私の職務内容も大きく変わってしまったことです。自分が目指している方向とは違うと感じたことで次の仕事を探し始めました。

転職活動はどのように進めましたか?

今回の転職に向けては、幅広くいろいろな会社を見たいと思っていたので、前の転職の時にお世話になった転職支援会社に声をかけつつ、地域に特化したリージョナルキャリア長野や転職サイトも利用しました。

前職が外資系だったので、外資系企業のフルリモート求人も視野に入れつつ、長野で働ける会社を探していました。

今の会社に決めたポイントは?

久世福商店のことは知っていましたが、本社が長野ということはリージョナルキャリア長野の担当コンサルタント浦野さんにご紹介いただいて初めて知りました。

実は別候補で、外資系化粧品のブランドマネージャーの話があったのですが、そこはやるべき仕事が想像できました。一方、サンクゼールはマーケティングをこれから強化していこうとしていて、今までの自分の経験を最大限に活かせそうだと感じました。

これまでの会社は数十人規模のマーケティング部があって、ある程度マーケティングの方向性が形作られている中で取り組むことが多かったのですが、これから一緒に作っていく段階の会社にジョインするのは初めての経験で、自分にとって大きなステップアップになると感じました。

また、面接などを通じて話をした社員が本当に良い方ばかりだったので、新しいチャレンジは不安もあったものの、「この環境であればやっていけそうだ」と感じてサンクゼールに決めました。

通勤初日には森の中でリスとキツネに遭遇。通勤ストレスからも解放。

転職していかがですか?

入社前の想像と一致する部分が多く、これまでの経験をしっかり活かせる環境や機会が数多くあると感じています。

チームにはマーケティング経験の浅いメンバーもいますが、皆とても勉強熱心です。新しいことにも意欲的に取り組んでいこうという姿勢を会社全体から感じられる、とても良い環境です。

転職して良かったと思うことは?

もともと考えていたキャリアのステップアップが叶ったので、とても良い機会に恵まれたと感じています。

私のこれまでの経験を踏まえた提案を浦野さんからいただけましたが、一人で調べていたらおそらく出合えなかったポジションなので、非常にありがたかったです。

あとは、オフィスが森の中にあるので働く環境は激変しましたし、満員電車に乗らずに済むので、通勤ストレスは激減しました。

初めて出社したときは途中でリスとキツネに会ったんです。本当に自然が豊かだと感じましたね。

困っていることや課題はありますか?

私自身はプロジェクトリーダーやブランドマネージャーの経験はあっても、マネジメントの経験はほとんどありませんでした。

この会社にマーケティングがしっかり根付き、戦略の立案・実行まで担える人材がもっと増えていくことが大切なので、そうした人材の育成が私の課題です。

生活面の変化はありましたか?

「ずっとペーパードライバーだった私が、まさか車通勤をするなんて」と思っています(笑)。車を買ったので、休日に車で遠出することが増えて、それがリフレッシュになっています。

車があることで行動範囲は広がり、諏訪湖のあたりに良い温泉を発見したり、会社の方にもおすすめを教えてもらって、いろいろ出かけています。素敵な土地だと思いますね。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

人によって優先順位は異なりますが、キャリア、プライベートなど、転職の優先順位を見定めて納得できる環境を選ぶのが一番だと思います。

今回、私が浦野さんとご縁があったのもそうなのですが、幅広い選択肢を見るのも大切だと思います。自分が「絶対ここだ」と思うところだけでなく、見る範囲を広げることで新たな発見や、思わぬポジションとの出合があるかもしれません。

担当コンサルタントと話す際には、自分のこれまでの強み弱み、やりたいことなど、何でも素直に隠すことなく相談する方が自分に合った求人を紹介してもらえると思います。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
浦野 順也

「転職を通じ、これまで培ってきた経験を活かし、さらに新しいチャレンジに取り組みたい」という三浦さんの前向きな気持ちが強く伝わってきました。

三浦さんのキャリアのストーリーが今後も継続し、さらに広がっていく未来を紹介できたことは、担当として素直に嬉しく感じています。

長野という新しい環境で、仕事も生活も充実させている三浦さんの姿は、これから転職を考える方々にとっても大きな励みになると思います。

これからも新しい挑戦を続けていかれる三浦さんの活躍を心から応援しています。

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