2021.12.09
「まつもとコイン」でデジタル地域通貨プラットフォームを使ってみませんか?
「まつもと冬割キャンペーン」の参加者を対象に付与
株式会社アイリッジ(以下、アイリッジ)の連結子会社である株式会社フィノバレー(以下、フィノバレー)が、提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」について、電子クーポン「まつもとコイン」のプラットフォームに採用されたと、11月25日に発表しました。
「まつもとコイン」は、長野県松本市が12月1日から開始する「まつもと冬割キャンペーン」の参加者を対象にする電子クーポンです。
このクーポンは長野県在住者だけでなく、FDA(フジドリームエアラインズ)を利用して信州まつもと空港に到着する県外からの旅行者も利用できます。
同電子クーポンによって宿泊代金や旅行代金を割引するだけでなく、宿泊割引を利用した旅行者には、松本市内の飲食店や観光施設など、約200店舗で利用できる「まつもとコイン」が付与されます。
長野県松本市は今回、フィノバレーのデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を採用。
アプリ内の複数のコインの中から「まつもとコイン」を選択し、同電子クーポンに加盟する飲食店や、観光施設などで支払いに利用できるようにしました。
(画像出典:株式会社アイリッジHP)
「MoneyEasy」による経済支援施策を多数実施
フィノバレーによると、「MoneyEasy」は国内唯一の大規模なデジタル地域通貨プラットフォーム。
アプリ内に複数のコインを発行し、それぞれのコインで使用範囲を設定できるため、岐阜県の飛騨高山地域では「さるぼぼコイン」や、千葉県木更津市では「アクアコイン」、東京都世田谷区の「せたがやPay」など、この仕組みを利用した経済支援施策が展開されています。
また、アイリッジの顧客データ分析プラットフォーム「FANSHIP」と組み合わせることで、マーケティング機能を持つ決済基盤の構築も可能。地域経済の活性化に向けての活用が期待できます。
その他、オフィス内の通貨として社内制度と連携するなど、多方面への活用が期待されます。