2023.06.01
できるだけ多くの企業に応募した方がいい?~転職活動時の志望企業数について~
こんにちは。リージョナルキャリア長野の児玉です。
面談をしているとよく、「選考の際は何社受けたらいいですか?」と聞かれることがあります。
その人の状況や気持ちによって変わりますので、適正はないのですが、私は1~3社程度をおすすめしています。
「20社以上は応募してください」「できるだけ多く応募したほうが良いですよ」とアドバイスをしているエージェントもいらっしゃるようですが、U・Iターン転職では、あまりおすすめをしていませんので、その理由をお伝えしたいと思います。
理由①移動による負担
リモートで選考を完結できる企業も増えましたが、長野県の場合、1次面接はオンラインで、最終面接は会社見学も兼ねて直接面接を行う企業が多いです。
選考に移動が発生する可能性が高く、活動の負荷が通常より大きくなるので、複数同時に選考を進めることはかなり大変な状況になります。
理由②企業分析・面接対策にかけられる時間の分散
在職中の企業分析や面接対策は、意外と時間がかかります。複数応募することにより、かかる時間が2倍、3倍となるケースも少なくありません。
1社、1社の選考にパワーがかけられず、結果的にチャンスロスになってしまっているケースによく出会います。
長野県の場合、求人倍率1.51倍と全国平均よりも高く(厚生労働省長野労働局令和5年2月の有効求人倍率)、不活発な市場ではありませんが、首都圏と比べると求人の数は圧倒的に少ないのが現状です。
しかし、そこまで志望度が高くない企業も、企業研究をしっかりとしたら、自分の希望に合う企業だったということもあるのです。
U・Iターン転職の場合は、できる限り優先順位をつけて、1つ1つの選考を大事に受けて行くことをおすすめします。
当社では転職相談はもとより、希望する方に対しては、面接時の質問を想定した模擬面接(面接トレーニング)も行っております。
しっかりと準備をし、志望した企業から内定を獲得できるよう、一緒に対策を進めていきましょう。
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