2022.08.18
U・Iターン転職できなかった事例と対処法
リージョナルキャリア長野のコンサルタント、児玉です。
「そろそろ実家に戻りたい」「長野県へ移住したい」など、U・Iターン転職を考えている方は多くいらっしゃいます。
しかし、「せっかく転職活動をしたけれど、U・Iターン転職をあきらめた」「内定は出たが辞退したい」など、転職に至らなかった方も一定数います。
理由は人それぞれですが、「U・Iターン転職の断念」において比較的多いケースがあります。今回は、実際にあった事例をご紹介しますので、U・Iターン転職を検討される際にお役立てください。
失敗から学ぶ
①給与への強いこだわり
「絶対に年収○○○万円以上でなければ検討できない!」というケース。
大切にされる条件は人それぞれですので、こだわりを持たれるのは当然です。ただ、地方は首都圏に比べると20%ほど給与相場が低いことがほとんどです。
また、環境が変わり、社員としては"1年生"からのスタートとなるので、多くのケースでは初年度年収は下がってしまう傾向にあります。
入社時点の給与だけではなく、その後のキャリアステップや賃金上昇カーブも含めた情報収集をし、検討することをお勧めします。
②家族の反対
せっかく内定となっても、家族からの強い反対で辞退となってしまうケース。
家族にとっても生活環境が大きく変わることになるので、事前に必ず相談することをお勧めします。
③現職企業からの引き留め
退職を告げた際に現職企業から引き留めにあい、断り切れず現職に留まるケース。
残留も選択肢のひとつですが、この場合は、残るにしても「あの人は1度退職しようとした」というレッテルが張られてしまうことになるので、その後の評価や昇進にも影響を与えかねません。
転職の目的が曖昧なまま選考を受けるのではなく、活動前に転職目的を明確にしておくことをお勧めします。
④タイミングを逃す
「もっと良い求人があるかもしれない」と考え、応募のタイミングを逃してしまうケース。
地方の中小企業の中途採用は募集枠が少ないので、チャンスは一瞬です。やみくもに応募することはお勧めしませんが、少しでも自分にマッチした求人があればすぐに動くことをお勧めします。
U・Iターン転職を成功させるために
U・Iターン転職を成功させる秘訣は、転職するきっかけをしっかりと振り返り、「転職によって叶えたいこと」を明確にしておくことです。こだわる部分はこだわり、そうでない部分はできるだけ柔軟に考えることが必要です。
U・Iターン転職では、首都圏に比べて選択できる求人が多くはないため、こだわる部分と譲れる部分をあらかじめ想定しておくことが大切です。
私たちはU・Iターン転職のさまざまなケースをお伝えすることができます。U・Iターン転職をお考えの際は、ぜひご相談ください。
転職相談会のお知らせ
「いつかは地元に帰りたい」「地方で暮らしたい」そんな方のために、弊社では長野に特化したコンサルタントが、長野に根差した転職支援を行っております。
「今すぐではないけれど、将来的なU・Iターンに向けてまずは情報収集から始めたい」という方からも、転職やキャリア、新潟での暮らしについてご相談いただいております。お気軽にご相談ください。
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