2025.08.27
【お役立ちコラム】採用担当者に響く職務経歴書とは?効果的な作成ポイントを2つ紹介
リージョナルキャリア長野のコンサルタント、中山です。
転職活動の第一歩、それは"自分を伝える"ための書類作成です。
ただし、どれだけ素晴らしい経験やスキルを持っていても、採用担当者に伝わらなければ評価につながりません。どうやって書類を作るか――特に職務経歴書の出来映えが転職活動の成否を大きく左右するでしょう。
とはいえ、学校や職場でその書き方を学ぶ機会はほとんどなく、皆さん大変苦労されているのも事実です。そこで今回は、効果的に自己PRするために押さえておきたい職務経歴書作成のポイントを2つご紹介します。今後の転職活動のヒントにしていただければ幸いです。
ポイント1:読み手が理解しやすい構成になっているか?
まずは、こちらの事例をご覧ください。
【職務内容・実績】
中小~中堅企業を対象に、都内全域で若手人材の採用支援を行う提案営業に従事し、完全新規開拓スタイルで1日5社の電話営業を継続、常時20~30社を担当した。業界・顧客分析を徹底することで、企業ごとの課題に即した人材提案を実施し、信頼関係を構築。特に流通業界においては、これまで取引のなかった企業との新規契約を実現し、2年間で15名の採用に成功。20**年度には売上1,500万円(達成率100.5%)を達成し新人賞を受賞。翌年度には売上2,200万円(達成率120.0%)を達成し上半期MVPを獲得した。
上記の文章を読んで、どのように感じられたでしょうか。
読み進めていくと、営業マンとして優秀な実績をお持ちであることが理解ができると思います。しかし、内容が整理されていないため、一目でこの方の全体像が浮かびにくいかもしれません。
続いてご覧いただくのは、その改善例です。
【業務内容】
中小~中堅企業を中心に若手スタッフ採用の提案営業を行う。
【営業スタイル】
新規開拓100%(全て事前電話営業、5社/日)
【担当地域】
都内全域
【取引顧客】
担当社数 常時約20~30社
【実績】
20**年度:売上1500万円 達成率:100.5% ※10月度 新人賞を獲得
20**年度:売上2200万円 達成率:120.0% ※上半期、MVPを獲得
【取り組み】
ターゲット企業を絞り、業界・顧客分析を徹底。戦略的な分析にもとづく人材の提案により、企業からの信頼を確立した。さらに、これまで取引のなかった流通企業との新規契約を実現し、2年間で15名の採用を成功させた。
いかがでしょうか。
項目ごとに分け、それぞれの要点をまとめることによって、パッと見ただけで内容が理解しやすくなったと思います。
採用担当者は限られた時間の中で数多くの職務経歴書に目を通します。そのため、読みにくい内容だと、アピールしたい実績や成果が十分に伝わらない可能性もあるのです。
大切なのは「相手側の立場に立つ」こと。
要点を明確にすることで採用担当者は短時間で重要な情報を把握でき、好印象を残すことができます。まずは、読み手が理解しやすい文章構成になっているかどうかを考えながら、職務経歴書を作成しましょう。
ポイント2:実力は数値で示す
続いて、もう一つの事例をご覧ください。
【業務内容】
自動車用インテークマニホールド エキゾーストマニホールドの加工
・新規立ち上げ製品の工程計画及びライン立ち上げ
・加工方法の見直し、工具の開発
・ライン計画、工程設計、仕様書作成
・発注、外注コントロール、生産準備
・組立ライン立ち上げ
・モジュール組立ライン立ち上げ(北米工場)
こちらは自動車業界で生産技術の職務に従事されている方の職務経歴書です。
一見すると、箇条書きを活用して見やすくまとまっています。しかし、担当業務を羅列するだけでは、具体性に乏しく、この方の実力を推し量ることができません。そこで、具体的な数値を盛り込むことによって、より明確にアピールする方法をご紹介します。
こちらの改善例を見ていきましょう。
【業務内容】
新規立ち上げ製品の工程計画及びライン立ち上げ(月産○○万個)
・加工方法の見直し、工具の開発(20××年、設備投資金額・月間○○万円削減を達成)
・ライン計画、工程設計、仕様書作成
・発注、外注コントロール、生産準備
・組立ライン立ち上げ
・モジュール組立ライン立ち上げ(北米工場)
【取り組み】
20××年、工場への新規設備導入と技術条件の設定と確立を行う。加工精度の工程能力1.33を確保しつつ、安定稼働を実現した。※生産技術主担当として、ほぼ一人で全工程を担当
ポイント1の事例のように、営業職やサービス業は実績を数値化しやすいですが、製造業の場合も数値で表せる部分は積極的に記載することで、業務成果を明確に表現できるようになります。以下のように考えると数値化しやすいのではないでしょうか。
・生産規模・生産能力がどれくらいある工場を担当していたのか
・取り組みによりどれくらいの改善効果があったのか(会社にどの程度の利益貢献ができたのか )
これらの数値を示すことで、採用担当者に確かな印象を与えることが可能です。数値を効果的に活用して、あなたの成果がより伝わる職務経歴書に仕上げましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したポイントはごく一部ですので、職務経歴書作成にお悩みでしたら、弊社「リージョナルキャリア長野」までご相談ください。弊社は地域密着型の転職支援会社として、長野県内の労働市場や地元の生活事情に精通し、地域企業との強いコネクションを活かした求人情報を提供しております。
職務経歴書・履歴書の作成サポートはもちろん、他にはない非公開求人の紹介、面接などの選考対策など、皆さんの転職を全力でお手伝いさせていただきます。ぜひ書類選考を突破し、意中の企業との面接に繋げていきましょう。